養老の滝を思い出すちょっといい湯飲みのお話。
鎌倉時代の説話集「古今著聞集」に出てくる
美濃に住む貧しいけれど親孝行な男のストーリー。
ある日苔むす岩場で滑って転んだところ、酒の匂いがします。
石の中から流れている水をなめてみると美酒でありました。
男の老父は無類の酒好き。
男は山の木草を取って売ったなけなしのお金をさいて
老父の酒を買っていましたが
それ以降は毎日これをくんで父に与えることができるようになった
というわりと有名なお話です。
この話はほんまかいなと思うものの、
ボクの場合大神神社の摂社、狭井神社の薬井戸のご神水が
だいぶ前から晩酌のお酒の代わりをしてくれています。
つまり薬井戸のご神水は養老の滝の水と同じ。
ひろさんと義母(おっか)さんがお湯割を飲む傍らで
ボクはお湯だけを「やきもの梅田」さんのちょっといい湯飲みで飲みます。
たまには美味しいお酒を飲むので
毎日の晩酌への未練はまあないといってさしつかえありません。
最近ひろさんも湯飲みを
梅田さん作のボクのとペアのものに変えました。
そして解ってくれたのです。
薬井戸のご神水はいい湯飲みで飲むと養老の滝の水と同じだってことを。
ひろさんがいつの日か晩酌を止めるというかどうかは
わかりませんけど。

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